ドジャースの大谷翔平投手(30)が2年連続3度目のMVPに輝いた。全米野球記者協会(BBWAA)所属の記者よる投票結果21日(日本時間22日)に発表され、2021年、23年に続く3度目の満票で受賞した。DH専任の選手として初受賞に加え、3度目の満票も史上初だ。さらに両リーグでのMVPは史上2人目で、リーグをまたいでの2年連続は史上初とまさに記録尽くめだ。史上初の「50本塁打―50盗塁」を達成し、54本塁打、130打点で2冠を獲得。「DH否定派」を黙らせる活躍で最終候補に残った2人の内野手、リンド(メッツ)、マルテ(ダイヤモンドバックス)に完勝した。
史上初の「50―50」を達成したばかりか、54本塁打、130打点で2冠を獲得。打率3割1分は首位打者のアラエス(パドレス)と4厘差で3冠王に手が届かなかった。134得点、99長打、411塁打、出塁率3割9分、長打率6割4分6厘、OPS1・036はいずれもリーグ1位。59盗塁はリーグ2位だった。
投手に復帰する来季はさらに進化した大谷を見ることができそうだ。