トルコ1部フェネルバフチェの名将ジョゼ・モウリーニョ監督(61)がサウジアラビア1部アルナスルのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(39)の獲得に動き出した。
来年6月末にアルナスルと契約満了となるC・ロナウドの動向をめぐっては各メディアがさまざまなウワサを報じている中、英紙「サン」によると、モウリーニョ監督はC・ロナウドと連絡を取ったという。名将はスター選手に「そこで幸せか。あなたが(アルナスルを)去りたいと言っているという話もある。もし去るならフェネルバフチェに来ないか」と尋ねたとされる。
2人はともにポルトガル出身。2010年からスペイン1部レアル・マドリードで監督と選手として共闘していた旧知の仲でもある。同紙は「フットボール・ディレクターのマリオ・ブランコ氏がC・ロナウドと、その代理人と交渉を開始したとも伝えられる」とし「フェネルバフチェのサポーターは希望を持ち続けている」と報じた。
現年俸2億ユーロ(約322億円)というC・ロナウドの去就をめぐっては欧州復帰がささやかれる中、同じサウジアラビア1部のアルヒラル移籍も浮上しているが、恩師との再タッグ結成を決断することはあるのだろうか。