北中米W杯アジア最終予選に臨んでいるインドネシアが最終戦で対戦する森保ジャパン撃破に自信満々だ。
インドネシアは勝ち点16でグループ首位を独走する日本と同じC組で、初のW杯出場に向けてW杯出場権を得られる2位オーストラリアと、勝ち点1差の3位と大健闘。ただ、4位サウジアラビア、5位バーレーン、最下位(6位)中国とも勝ち点6で並んでおり、残り4試合で命運が決まる中、W杯切符(1、2位は本戦出場権を獲得、3、4位は4次予選進出)は最終戦(来年6月10日)までもつれるとみられている。
そんな中、同国メディア「LIPUTAN6」は最終戦に敵地で激突する日本戦に注目。「インドネシアの利点はW杯予選の日程だ。最終戦で対戦する日本はホームでサポーターを楽しませるために最大限の結果を目指しているにもかかわらず、出場権の獲得に成功すれば中途半端なプレーをしてしまう可能性がある。この状況はインドネシアにとって有利となるだろう」と指摘した。
日本は来年3月に予定されているW杯予選2試合で出場権を獲得する可能性が高く、インドネシアと対戦する6月にはベストメンバーを組まない可能性もある。しかも、26年夏の本戦参加が決定していることで緊張感が緩むこともあり得るとあって他の試合結果次第ながら「インドネシアは棚ぼたを経験するかもしれない」というわけだ。
予選C組は日本が抜け出し、2位以下は大混戦となっている。今後も激しい戦いが予想される中、インドネシアは快挙を達成できるだろうか。