巨人の浅野翔吾外野手(19)が22日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み1230万円から570万円増の1800万円でサインした。
プロ2年目の今季、浅野は8月以降に一軍に定着。阪神戦でプロ初満塁弾を放つなど、40試合に出場し打率2割4分、3本塁打、18打点と4年ぶりリーグVに貢献した。
浅野は「前半戦はあまりだったんですけど、後半戦打てて、優勝争いしている大事な時に試合に出られたのは良かったなというふうには言ってもらいました」と球団からの言葉を振り返った。
そのうえで「打点は身長の大きい小さいは関係ないと思うので、打点70点以上を目標にやりたいなと思います」と来季へ具体的な数字を設定した。
その理由について浅野は「二軍で桑田監督のもとで、『打つだけが野球じゃない』というふうに学んで。打つ方向で、1点とれる場面もあると思うので。一軍に定着しないとそこまでいけないと思うので、そういう意味を込めて、ちょっと高めに設定しました」と説明した。
24日には二十歳の誕生日を迎える。ビールかけでは首から「ビールをかけないで」の札を下げ、少し離れた場所で参加したが、「楽しそうにやっているのを外からみていたので。来年は自分もそこに入ってビールかけをしたい」と来季の目標の1つに掲げた。(金額は推定)