ヘンリー王子とメーガン妃の新たな事実を描いたドキュメントが12月3日にドイツのZDFネットワークで放送されることが明らかになり、独占的かつ新たな情報が公開されることが期待されている。英紙エクスプレスが21日、報じた。
題名は「ハリー 失われた王子」で、英国王室における夫妻の役割について新たな議論を巻き起こす内容になっているという。監督はウルリケ・グルーネヴァルト氏。ヘンリー王子が王室の職務から退く決断をした後、彼が経験した苦悩を掘り下げている。また王子が意義のある役割を模索し続けている様子と、それが英国王室に及ぼす多大な影響についても探究しているという。
ZDFによると、ドキュメンタリーでは、故エリザベス女王の死去(2022年9月)や、今年のチャールズ国王とキャサリン皇太子妃のがん公表などの問題を含んでおり、ヘンリー王子とメーガン妃が王室を離脱した後に訪れた大きな変化に、王室がどのように取り組んできたかに焦点を当てているという。
ドキュメンタリーは12月3日午後8時15分のゴールデンタイム特別番組として放送され、ZDFは番組のCMで「王室は『メグジット』、女王の死、チャールズ国王とキャサリン皇太子妃の癌の後に困難な展開に対処し、再編しなければならない。ヘンリー王子は今後どのような役割を果たすのだろうか?」と煽っている。当初は今夏に放送の予定だったが延期となっていた。
さらにはヘンリー王子とメーガン妃に対する世論の分裂を描いており、若い世代はヘンリー王子を近代化の原動力とみなしている一方、より伝統的または保守的な層はヘンリー王子を王室への脅威とみなしているという。新たな暴露は飛び出すのだろうか。