DDTは22日、所属の岡田佑介(31)が今月23日をもって現役を引退すると発表した。
昨年末、下腹部に違和感を覚えた岡田は1月初旬に病院で検査を受けた結果、下腹部に腫瘍が見つかった。手術の結果、がんだったことが判明。抗がん剤治療のため欠場が続いていた。
団体によると、寛解傾向にあるが、体力的な問題からプロレス活動を続けていくことが困難になったという。話し合いの結果、引退という結論に至った。
岡田は大阪市出身で、警察官を経て全日本プロレスに入団。2017年1月9日横浜大会で青柳優馬を相手にデビューした。20年12月の退団後、21年3月にDDTに入団。KO―D6人タッグ王座の戴冠歴がある。
岡田は自身のXに「伝えたい事が中々整理できず、また改めてコメントさせてください。今まで応援して頂きました皆様、本当に本当にありがとうございました。めっちゃ幸せなプロレス人生でした」とつづった。23日の後楽園大会では、直接ファンにあいさつをする予定だ。