ボートレース下関のSG「第27回チャレンジカップ」は22日、予選最終日となる4日目が行われた。
片岡雅裕(38=香川)の準優進出ノルマは2走6点以上と比較的〝緩い〟はずだったが、3号艇の前半4Rで、まさかの5着。6号艇ながら大敗が許されない後半10Rは6コースから最内を差して3着と踏ん張り、14位で予選を突破した。
レース後は「これで準優に乗れますよね」とポツリ。「前半は調整を失敗していました。ターン回りはいいと思っていたけど、伸びで下がっていましたね。その失敗を踏まえて、調整して後半の足は良かったです。乗りやすさと出足が整っていた感じ、で伸びも下がらない」と調整で正解を出したことで笑顔も見せた。
「この仕上がりなら展開を突けそうだし、突いていきたい。スタートはぼちぼち行けている」と昨年覇者が試練をくぐり抜けて勢いづいてきた。連覇とグランプリ出場に向けて、快速ターンを繰り出して準優も突破する。