卓球のWTTファイナル女子シングルス準々決勝(22日、北九州市総合体育館)で、世界ランク6位の張本美和(16=木下グループ)に3―1で勝利した同3位の王芸迪(27=中国)の株が母国で爆上がりだ。
10月のWTTチャンピオンズ・フランクフルトに続き張本に勝利した王。中国メディア「網易」は「中国にとって最強の海外ライバルにまた勝った!」と報道。過去2敗を喫し、世界ランク1位の孫穎莎にも勝つなど急成長中の張本に2連勝したとあって「またしても王が短期間で張本に勝った。また16歳の張本は、ここ数シーズンで飛躍的な進歩を遂げ、世界ランキングも6位まで上昇。世界大会で中国代表の主力選手を何度も破った。その張本に王はまったくひけを取らず、勝利した」と伝えた。
中国SNSでも「すごい王芸迪! 絶好調だ!」「今年前半のプレーに比べたらすごく進歩している」「王芸迪は過小評価されていたね」と見直す声が続々と続いている。