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【ソフトバンク】山川穂高は今オフ「走る」 原点回帰で球団テクノロジーと〝勝負〟

東スポWEB 2024年11月23日 6時4分

ソフトバンクの山川穂高内野手(33)が22日、みずほペイペイドームで契約更改に臨み、年俸4億5000万円でサインした(金額は推定)。

今オフのテーマについて「いっぱい走ろうかな」と話した山川。すでに砂浜ダッシュなど精力的に走り込みを行っているが、21日の球団納会で今年現役を引退した和田からも話を聞き、その熱はさらに上昇。「和田さんの走る量を聞くと、引くくらい走っている。自分との戦いに打ち勝つ意味でも、走るのはちょっと頑張ろうかなと思います」と意気込んだ。

運動において、原点とも言える走り込み。データ野球が浸透している近年の野球界では、流れに逆行しているようにも思える。特にホークスは来季から打撃コーチを1人体制にし、AIを駆使した動作解析部門に力を入れるなど、最先端のテクノロジーを積極的に導入している球団だ。鷹の主砲は「これは『僕は』ですよ。僕はなので」と個人の見解であることを強調し、こう続けた。

「(最先端の取り組みの)成果がわかるのって、1年、2年先じゃないはず、もっと先。5年、10年先に笹川とか広瀬とか、(テクノロジーを使った)若い選手が僕たち以上の成績を出すのであれば、そっちの勝ちですよね。走って僕たちが勝つのであれば、僕たちの勝ちですよ。そこは勝負です。やっぱり数字なので。王会長が一番すごい数字を出していますし、会長といえば素振りじゃないですか。だから素振りが一番いいと僕は思ってます。僕は原始的な方がまだ強いかなと」

さまざまなレジェンドに積極的に話を聞き、原始的スタイルに立ち返った山川。〝勝負〟の行方がわかるのはまだ先だが、まずは今季を超える成績を目指す。

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