最終決戦だ。大相撲九州場所14日目(23日、福岡国際センター)、大関豊昇龍(25=立浪)が関脇霧島(28=音羽山)をつり出して13勝目(1敗)。取組後は「集中していたので良かった」と納得の表情を浮かべた。
千秋楽は1敗の大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)との直接対決が組まれた。大関同士の相星決戦は、2003年名古屋場所の魁皇―千代大海以来だ。
昨年名古屋場所から賜杯に遠ざかっている豊昇龍は「優勝を意識して負けた場所が結構あるから、(優勝を)意識しないで一日一番大事に取っていく。相星決戦? まあいいんじゃないですか。特にそれは気にしていない。まだ場所が終わってないので、しっかり最後の一番集中して頑張ります」と気を引き締めた。