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「仲間が亡くなりました」さんま 桂雀々さんの訃報に沈痛「俺たちは生かされてる」

東スポWEB 2024年11月23日 23時9分

明石家さんまが23日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。糖尿病からの肝不全により20日に亡くなった落語家・桂雀々さん(享年64)の思い出を語った。

さんまは「雀々っていう俺の仲間が亡くなりまして」と切り出すと、「ちょっと体が悪いといううわさは聞いてたんですけど、そろそろ連絡があるなと思っていた矢先にこんなことになって…」と沈痛。

雀々さんには若いころから「にいさん、にいさん」と慕われていたといい「そうやって来てくれるんで、雀々の大きな会は全部俺がゲストで行かせてもらってたんですけども。それが急になんで、俺自身もピンと来てないです」と素直な感想を語った。

村上ショージが「64歳。まだ若い」と悔しがると、さんまは「あいつが15歳やからね。(桂)枝雀師匠んとこに弟子入りしたのは。天才落語少年って言われて入って来て。俺は素人参加番組に出てるから、テレビ見てて知ってたんですよ。俺がまだ弟子っ子で18、19の時に、あいつが『杉本にいさん、杉本にいさん』って近づいてきて。何かの縁なんやろな。他のところには行かずに俺のとこばっかり寄って来てて。いろいろしゃべったりしながら暮らしてきてたんですよ」と若かりし日を回想。

さんまと親交の深い人物の訃報が続くだけに「また周り…。まあ、俺らの年齢がそうやと思うねんけど、次々周りがこういうことになってしまうんで。ちょっと、なあ」と目線を落とし、「まさか(笑福亭)笑瓶がゴルフ中で、雀々がゴルフに行こうとしてるときに病気になって、そのまま体調崩して亡くなるっていう。なんか不思議な2人のね」としみじみ語った。

その上でさんまはショージに「知り合いがどんどんこういう状態になる中、われわれは残されて、生かされてる2人やから。俺たちは生かされてるからやな、だからその分を頑張らなあかんねん。だから一応選ばれてんねん。69歳。だから照れたらあかんねん」と告げると、「雀々なんか人生卒業してしまったんで、天国で頑張ってほしいとは思うけども。非常に残念で、まだ詳しいこと聞いてないんで、今回はそういう事で、仲間が1人亡くなりました」と話しオープニングトークを切り上げた。

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