希望していたノア・拳王(39)との一戦が決定した〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が胸中を語った。
これまで「東北方面からお告げがあった」などと面倒なことを口走りつつ、拳王戦を希望していた。23日のDDT後楽園大会での6人タッグ戦で勝利するや「2025年元日に、俺は拳王を討ちにいく」と、来年1月1日のノア東京・日本武道館大会へ殴り込んででも、拳王戦を実現させる意向を示した。
するとDDTの会場に拳王が登場。「〝総合格闘家の青木真也〟はまだいいんだ。だが〝DDTの青木真也〟はめちゃくちゃチープに見えてるんだよ」などと挑発し、乱闘に発展。12月28日のDDT東京・両国国技館大会で青木が中村圭吾と組み、拳王&大和田侑と対戦することが電撃決定した。
試合後、取材に応じた青木は「残念だったな、俺は俺だよ。DDTとか総合格闘技とか関係ないんだ」と声をしゃがれさせる。その上で、ラブコールに応じて会場に姿を見せた拳王を「しかし、拳王は打てば響くな。元相方の中嶋勝彦は打っても叩いても響きやしないのに…。この違いは何なんだ!?」とメガネを光らせた。
そして「1月1日? せっかくのノアのビッグマッチなんだから。〝ごっちゃんゴール〟したいだろ」と、あきらめるつもりはないことを強調し、自転車で後楽園ホールから走り去った。
対する拳王も取材に応じ「リング上で話したことが全てだ。会場に来た理由? アイツがノアに上がりたそうにしてたから、様子を見に来たんだ」。青木が方舟マットへの殴り込みを宣言したことについては「何としても阻止する。またがせない。またぐなよってことだ」と吐き捨てるのだった。