中日・福永裕基内野手(28)が24日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、今季年俸1440万円から2060万円アップの3500万円(推定)でサインした。
福永は今季111試合に出場して打率3割6厘、6本塁打、32打点。規定打席には達しなかったものの打撃面で大きな成長を見せた。
「開幕二軍スタートだったんですけど1か月で一軍に上がって成績においてはほぼ全てでキャリアハイを残せてステップアップできた年だった。規定打席には届かなかったけど3割を超えたのは自信になる数字だと思います」と語った福永だが満足はしていない。「規定打席に到達していないのでチームに年間通して貢献できていない。来年はフルで出るというところと守備走塁でも課題がある。今年の経験を生かしてやっていきたい」とさらなるレベルアップに燃えている。
「年齢的にも28歳で上の方なのでチームを引っ張っていってほしいと監督からも言われた。成績の面でチームに貢献するのはもちろん、しっかりチームを勝てる集団にできる存在になっていけたらなと思います」と来季の意気込みを語った。