元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が24日、「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演し、石破茂首相の問題視された外交マナー問題に言及した。
石破首相は15~16日にペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した際、座ったまま他国の首脳と握手したり、集合写真撮影に渋滞に巻き込まれて、参加できなかったことで批判の声が飛んでいた。
橋下氏は「なんか石破さんらしいなと思いますけどね。変に気取らずに石破さんそのものっていう感じで。外交の場でもっとかっこよく振る舞ってくれっていう国民の声は多いが、石破さんですからね」と指摘した。
そのうえで「国際会議でプーチン大統領にしても遅刻なんて平気でやってくるし、僕も知事時代に海外に行った時には無礼な態度もやられているし、きちっとマナーを守るっている日本人の感覚はあるが、そんなにきちっとやらないといけないのかな?」と疑問を呈し、「中身を重視すればいい。なんか偽りの姿を石破さんに求めるつもりはない」とフォローした。