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【F1】角田裕毅が予選7位躍進で昇格宣言「レッドブルに入ったら何ができるか分かっている」

東スポWEB 2024年11月24日 13時49分

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、22日(日本時間23日)に行われたラスベガス・グランプリ(GP)予選で7位に躍進し、親チームであるレッドブルへの昇格を強気に宣言した。

予選ではレッドブルで更迭論が高まっているセルジオ・ペレスがQ1敗退の大失態。昇格を争うRBで同僚のリアム・ローソンも15位と低迷した。

そうした中で角田は、年間チャンピオン争いを展開するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)に肉薄する7位と大躍進。性能で劣るRBのマシンで、衝撃の速さを披露した。

この結果を受けて、オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「角田は過去2シーズンRBで、大きく成長してきたため、ミルトン・キーンズを拠点とするチームはこの日本人ドライバーにチャンスを与えるべきだとの声が多く上がっている」と昇格待望論が沸き起こっていると強調した。

そして、角田も昇格への野望を熱弁した。

英スポーツ専門放送局「スカイ」のインタビューで「もし何をすべきか分かっていたら、このインタビューが終わったらすぐにやるよ」と冗談交じりに切り出すと、こう続けた。

「僕がコントロールできるのは、今年これまで示してきたように、自分のパフォーマンスをするだけなんだ。僕は自分自身を信頼し、できる限り一貫した結果を示してきた」と自らの実力を強調。そして「彼ら(レッドブル)が考えを変えてくれることを願っている。たとえ何も変わらなくても、私はできる限りのことをする。レッドブルに入ったら何ができるかは分かっている。ただ、今はできる限りの準備をし、良い結果を示して彼らに決めてもらうしかない」とレッドブルに向けて昇格を懇願した。

角田が決勝で快走を見せれば、昇格への機運が一気に高まりそうだ。

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