ドジャースの大谷翔平投手(30)のMVP会見での発言が波紋を呼んでいる。
米メディア「ドジャースウェイ」は23日(日本時間24日)までに、「大谷翔平が佐々木朗希に影響を与えないと聞けば、ドジャースファンはがっかりするだろう」との記事を配信した。
カテリーナ・スティーブンス記者は大谷が21日(同22日)のMVP会見でポスティング・システムによる米移籍を目指すロッテ・佐々木朗希(23)について、「彼がどこと契約しようと彼の決断を尊重する」と話したことを重要視した。
「佐々木の移籍先はドジャースが有力視されてきたが、新たな噂によれば、佐々木はスモールマーケットのチームとの契約を希望しているようだ。佐々木とダルビッシュ有のつながり(そしてダルビッシュがLAに日本のスター選手が集まることに不満を抱いていること)を考えると、パドレスも脅威となりうる」と同じナ・リーグ西地区のライバル球団へ警戒を強めた。
続いて同記事では大谷が2017年に25歳未満でエンゼルスと契約した経緯を紹介すると、「ドジャースにはまだ佐々木と契約するチャンスがある。本当に佐々木を獲得する気があるのなら、大谷と山本を使うことは、ほぼ間違いなく必要なカードになるだろう」と正式表明後の侍ジャパン同僚コンビの出馬を期待した。