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トランプ次期大統領は「JFK暗殺機密文書を公開し、真犯人は誰かを証明できる」と米報道

東スポWEB 2024年11月24日 18時39分

トランプ次期大統領はジョン・F・ケネディ暗殺機密文書を全文公開して「本当の殺人犯は誰か」、少なくともリー・ハーヴェイ・オズワルドではあり得ないことを証明できるという。ノンフィクション犯罪小説「アドミテッド・アサシン」の著者が主張した。英紙サンの米国版USサンが23日、報じた。

1963年11月22日にテキサス州ダラスのパレード中に起きたJFK暗殺事件では、直後に逮捕されたオズワルドも警察署で射殺されるなど、真相は闇に包まれたままだ。暗殺に関する機密文書は、トランプ氏の前政権時代を含め、99%が公開されてきたが、CI AとFBIの要請により、まだ1%が非公開のままだ。

「アドミテッド・アサシン」著者であるJ・ゲイリー・ショー氏とブライアン・K・エドワーズ氏はUSサン紙に対し、「トランプ氏は機密文書をすべて開示し、選挙公約を守れると信じている」と語った。

ショー氏は「トランプ氏は全力を尽くすだろうと思うが、問題は、CIAやFBIにはその文書をどうにかする時間が61年もあったということだ。JFKを本当に殺したのは誰かを示す証拠は一つも残らないだろう」と指摘した。

エドワーズ氏は「トランプ氏が選挙公約を貫くことを願う。彼らが何を公表するか楽しみだ。しかし、ゲイリーが言ったとおり、『誰々がここにいて、これをした』とは書かれていないだろう」と話した。

しかし、2人とも、いつの日かJFK暗殺の真相が明らかになると信じている。

ショー氏は「何が起こったのか情報を持っている人がまだ生きていると思う。中には自分が情報を持っていることに気づいていない人もいるが、子供たちや孫たちに話している。それがさらに解明につながるだろう」と言う。

エドワーズ氏はさらに「この運動は、そう呼ぶのであれば、今や十分な勢いを増していると思う」と述べた。

ケネディ暗殺事件に関する著書の中で、2人は殺人犯を元米海兵隊員ロスコー・ホワイトと名指しした。

ホワイトとオズワルドは海兵隊の一員として同じ船に乗って極東へ一緒に旅した。3か月間、彼らは同じ地域にいて、オズワルドとホワイトが一緒に写っている写真もある。2人が米国に戻ると、ホワイトは暗殺の1か月前の1963年10月にダラス警察署に勤務し始めた。同時に、オズワルドはテキサス教科書倉庫に就職した。ケネディ大統領を殺害した致命的な銃弾が発射された場所だ。

しかも、ホワイトはオズワルドを射殺したジャック・ルビーと友人だった。

ホワイトは警察を辞めて、工場で働き、1971年、ロス工場火災により謎の死を遂げた。

ショー氏は1989年にホワイトの息子リッキー・ホワイト氏から初めてアプローチを受けた。彼はショー氏に「父親がケネディを殺した」と明かしたという。

ショー氏は「私はその話を信じ、その件について調査を始めた。最終的に、私たちは本に載っている証拠、つまり大統領を殺害し、その後、事件にとって厄介な証人を殺害せよという命令書を手に入れた」と語る。

ショー氏はオズワルド、ルビー、ホワイトが一緒に写っている写真を所持している。

ショー氏は「警察官としてホワイトは大統領暗殺の完璧な隠れ蓑を持っていた。リー・ハーヴェイ・オズワルドよりはるかにいい容疑者だったことは確かだ」と話した。

エドワーズ氏は「誰が命令を出したかは分からない。ホワイトは上からの命令に従っただけだ。彼は兵士だった。言われた通りにしていた。愛国的な行為としてやっていると思っていた。後に牧師に『私は国内外で人を殺してきました。なぜこんなことをしたのか分かりません。私は正しいことをしていると思っていました』と懺悔している」と強調する。

機密文書の非公開部分の1%に真相は記されているのだろうか。

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