西武は２４日、ソフトバンクを戦力外となった仲田慶介内野手（２５）を育成選手として獲得したと発表した。
背番号は「１４０」、年俸は７００万円（推定）となる。
仲田は球団を通じて「期待していると言っていただいて改めて頑張りたいと思いました。泥くさいプレーが持ち味なので、それを春季キャンプからしっかりアピールして支配下登録を勝ち取り、レギュラー争いに加わっていきたい」と新天地での抱負を語った。
西武・広池浩司球団副本部長兼編成統括は「投手と捕手以外、全てのポジションを高いレベルで守ることができるユーティリティープレーヤーです。球際に強く両打ちでガッツのある仲田選手は今のライオンズにはいないタイプです。どんどんアピールして、チームにいい刺激を与える存在になってくれると期待しています」とコメントした。
仲田は２０２２年の育成ドラフト１４位で福岡大からホークスに入団。３年目の今季支配下選手登録を勝ち取りユーティリティープレーヤーとして開幕一軍入り。４月２９日の西武戦（みずほペイペイドーム）でプロ初安打を記録した。
一軍の通算成績は２４試合で打率２割１分４厘。二軍では２４試合で４割を超える打率を残している。