歌手で女優の荻野目洋子(55)が23日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。著名人の訃報について持論を語った。
詩人の谷川俊太郎さん、俳優の火野正平さん、大相撲で元横綱の北の富士勝昭さんなど、この一週間で著名人の訃報が相次いだ。
著名人の訃報が流れると、SNSなどにはお悔やみのコメントがあふれるが、荻野目はそのたびに感じることがあるという。「著名な方がお亡くなりになると『好きだった』『もっと見たかった』という言葉が溢れる(自分もかつてそうだった)けど、生きてる間にもっと堂々と素晴らしい宣言をするべきだと最近つくづく思うように」。
伝えられることは伝えられるうちに言葉にすることが大事、という思いのようで「自分がこういう仕事していてもしていなくても、相手にお伝えしようと心掛けている。自分も言われるとすごくうれしいから」と明かした。
また「お笑いの方や新聞記者さん、ホテルの従業員さんなど自分にとって心に触れた事を。体裁なんていらない。素敵だった温度はお伝えすると、こちらも『もう一回』温まる」と伝えた側の心も温まるとし「一緒のスープを飲んでるみたいに」と表現した。