排水管の中に挟まり動けなくなり、パイプから頭だけ出ている状態の猫が救出された。英サマセット州クリーブドン消防署が23日、フェイスブックで伝えた。
ジョンという名のメスの黒猫は、ガレージにつながるパイプの中に閉じ込められてしまったため、クリーブドン消防署のエイボン消防救助隊が救出作業を行った。
救助隊は23日の午前9時55分に呼び出され、小型工具を使ってパイプごとジョンを救出した。残ったパイプを除去するため、地元の獣医師のところへ搬送した。
消防署はフェイスブックに、ジョンの頭がパイプから突き出ている写真を投稿した。他の写真には、パイプの一部が体に付いたままの猫を消防士たちが抱きかかえている様子も写っていた。
消防署はフェイスブックへの投稿で「隊員はハシゴや小さな道具を使ってジョンをパイプごと切り出しました。最も簡単で苦痛の少ない選択肢がそれでした。その後、ジョンは地元の獣医師のもとに運ばれ、鎮静剤を投与されましたが、大きな傷は見つかりませんでした。ジョンは獣医師とその家族に預けられ、家に帰れるくらい回復するまで治療を受けました」とつづっている。