新日本プロレス24日後楽園ホール大会の「ワールドタッグリーグ」Aブロック公式戦で、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」のゲイブ・キッド(27)、SANADA(36)組が鷹木信悟(42)、辻陽太(31)組に2敗目を喫した。
実力者4人が揃ったメインイベントは、両チームの意地と意地がぶつかり合う大激闘となった。鷹木にシャイニングウィザードを決めて辻と1対1の戦況を作り出したSANADAは、ジーンブラスターにカウンターの低空ドロップキックを発射。ラウンディングボディープレスを回避されたものの、マーロウクラッシュも急所蹴りで迎撃し、ダーティファイトを繰り返した。
SANADAはさらにもう一発急所攻撃を見舞い、デッドフォールの体勢に。辻に防がれるとレフェリーの目を盗んでまたしても急所蹴りを狙ったが、これをかわされてのウラカン・ラナで電光石火の3カウントを奪われてしまった。
これでリーグ戦の成績は1勝2敗に。4日大阪大会で「Just 5 Guys」を裏切り離脱したSANADAはWD加入後初黒星となり、ノーコメントで会場を後にした。