ボートレース下関のGⅡ「第11回レディースチャレンジカップ」(優勝賞金490万円)は24日、11Rで優勝戦が行われ、1号艇の三浦永理(41=静岡)がイン逃げ快勝。通算44回目のVで自身初めてのGⅡタイトルを手にするとともに、年末のPGⅠ「クイーンズクライマックス」(蒲郡)の初戦1号艇もゲットした。
6人全員がゼロ台のスタートを踏み込む究極のスリット。「早い気がして放った」と振り返る三浦だが「3(西橋奈未)が(まくり差して内に)いましたよね。でも、角度的に大丈夫だと思って、あとは転ばないように走りました(笑い)」と周りはしっかり見えていた。
これが今年5回目のV。2021年からの優出―優勝回数を見ると9―0、8―2、13―4ときて今年が19―5。2012年の初代「クイーンズクライマックス」女王は年齢と経験を重ね、今まさに円熟期を迎えつつあるようだ。「下関は久々だったけど、相変わらず走りやすくて好きな水面だった。蒲郡も準地元なんで頑張りたいです!」。好リズムのまま2回目の戴冠を目指す三浦から目が離せなくなった。