人気アイドルグループ「櫻坂46」が24日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで4周年記念ライブを開催した。
2020年10月に欅坂46から櫻坂46に改名後、1周年&2周年記念ライブは東京・日本武道館、昨年の3周年はグループ初のスタジアムライブとして、ZOZOマリンスタジアムで開催。同スタジアム史上最大動員数となる2日間で7万2000人を記録した。
昨年に続き2度目となる今年も前日23日と合わせ、2日間で7万2000人を動員。キャプテンの松田里奈(25)は、満員で埋め尽くされた客席を見ながら「ZOZOマリンスタジアムに1年ぶりに帰ってきたぞ~!」と絶叫。「こうして皆さんから最高の景色を見させていただいて、本当に幸せを感じています。この1年もシングルを3枚出させていただいたり、ツアーを回らせていただいたり、東京ドームに立たせていただいたりと濃い1年を過ごすことができました」と感謝の思いを伝えた。
昨年休業中だった一期生の小池美波(26)は、初のZOZOマリンのステージを踏みしめ感無量。「去年は立てなくて…正直、私はもうステージに立てないのかなと…」と言葉を詰まらせると、二期生の山崎天(19)が「みぃさぁん! 大好きですよ!」と小池への愛を爆発させ、それに応えるようにファンからも温かい声援が送られる。優しい気遣いに笑顔を取り戻した小池は「やっぱり戻りたいって思って、ここで皆さんとライブできることが幸せだな」としみじみと語った。
同グループは、今年6月発売の9thシングル「自業自得」が、自身最高セールスとなるビルボード初週約76万枚を記録。最新の10thシングル「I want tomorrow to come」も初週約56万枚と自身2番目の初週セールスを記録し、昨年に引き続き2年連続でNHK紅白歌合戦への出場を決定。11月30日には香港最大の音楽フェスに、日本人アイドルグループとして初のメインステージでパフォーマンスを披露する予定。海外での活動にも積極的で、進化を続けている。
アンコールでは、山崎が「改名したてのころは、櫻坂らしさを模索して不安でいっぱいだった。ここまで来れたのはBuddies(バディーズ=ファンの総称)の皆さんが応援してくださって、期待してくださって、私たちが期待に応えたいと思ったから。櫻坂が皆さんの心の拠り所のようなグループになれたら。5年目ですが、まだまだこんなもんじゃない。推してて損はさせない」と決意。田村保乃(26)も「私たちに期待してほしい」と力を込めれば、松田は「皆さんの期待をどんどん超えていきたい!」と誓った。
この日は「自業自得」「承認欲求」「BAN」「I want tomorrow to come」など全24曲を披露した。