ドジャースの大谷翔平投手(30)の左肩手術は来季にどんな影響をするのか。米メディアのドジャース・ネーションは24日(日本時間25日)にドジャースのロバーツ監督の見解を伝えた。
ワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼した大谷は5日(同6日)に左肩関節唇損傷を修復する手術を受けた。投球を行う右肩でないのは救いだが、右ヒジ手術のリハビリを中断しており、来季に予定される投手復帰、打席への影響が心配されている。
ロバーツ監督は出演したスポーツネットLAの番組で「左肩の手術だったので、投球に影響はないと思う。打撃は完全に回復すると思う。投手として出場するので盗塁数は多少減ると思う」と語った。
その上で来年2月10日前後に始まると見られる春季キャンプでの対応について「トミー・ジョン手術を受けたヒジを春季トレーニングでどうやって強化していくかということに関して我々の誰も答えを持っていないと思う」と説明するとこう続けた。
「大谷を9月から10月にかけてできるだけ強く、元気にしておく必要があることは我々全員が理解している。ショウヘイ、トレーニングスタッフ、医師たちとたくさん話し合うことになるだろう」
大谷は21日(同22日)のMVP受賞後の電話会見で「もちろんスタートから投げる、打つのを目標にはもちろん動いている」と投打二刀流での開幕を目指すと語った。どうなるか注目だ。