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大江裕「北海ながれ歌」 北島三郎先生の名曲「風雪ながれ旅」のような楽曲になってほしい

東スポWEB 2024年11月25日 14時9分

【東スポ音楽館】演歌歌手・大江裕が今月、リリースしたシングルが「北海ながれ歌」(作詞・かず翼/作曲・弦哲也)だ。師匠である北島三郎の出身地・北海道を旅する歌で「僕にとっての『風雪ながれ旅』のような楽曲になれば」と期待を込めている。

――新曲はどんな作品ですか

大江「好きだった人と何か理由があって別れなければならなくなり、居酒屋でその人を思いながら酒を飲む、そんな男の悲哀を歌っています。歌うたびに、お別れというのは恋愛だけでなく、人生のお別れということもあるかなと考えることもあります。北島先生には『風雪ながれ旅』という名曲がありますが、この『北海ながれ歌』が僕にとっての『風雪ながれ旅』のような楽曲になればと思っています」

――楽曲を初めてもらったときの印象は

大江「初めて弦先生に作曲していただいたのですが、デモテープでは弦先生がギターを弾きながら、語るように歌っていました。これまで“頑張るぞ”とか“元気だぞ”という勢いのある楽曲を歌ってきたので、語るような歌い方をする楽曲は新鮮でした」

――レコーディングはいかがでしたか

大江「弦先生からは、ちょっと気持ちを抑えて、普段100%の力で歌っているのなら、50~60%くらいで歌ってと言われました。そういう歌い方をしてこなかったので、録音して声を聞いてみると、力が入りすぎているなと思い、何度か繰り返しました」

――北海道の地名がいろいろ出てくる

大江「北島先生のふるさとでもありますし、今はHBCテレビで『大江裕の北海道 湯るり旅』という番組もやらせていただいているおかげで、北海道での仕事が多くなっています。この新曲も応援してくれていますし、出身は大阪の岸和田ですが、北海道を第2の故郷として頑張れればいいなと思っています」

――地元・岸和田では今月9日に初めてのディナーショーを行った

大江「本当にうれしかったです。これまで地元の方には応援していただいて感謝しかありません。ディナーショーという形で、ゆっくり聞いていただくことができました。少しずつですが地元にも恩返しができているのかなと感じています」

――昨年4月には師匠のもとから卒業した

大江「離れて、初めて北島先生の大きさをもっともっと知ることができました。ただ、親の元から離れるのが子供ですから。いつまでも親のすねをかじっていちゃだめですから。寂しいですけど、先生に恩返ししようという気持ちが大きいです」

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