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ドジャース同僚が明かす大谷翔平と山本由伸の〝日常〟風景「2つの席に10億ドルが…」

東スポWEB 2024年11月25日 15時44分

ドジャースは4年ぶりのワールドシリーズ優勝を果たし、オフシーズンに突入している。

世界一奪還には今季から加入した日本選手2人の力が欠かせなかった。打者に専念した大谷翔平投手(30)は54本塁打、130打点でナ・リーグ2冠に輝き、山本由伸投手(26)も故障離脱しながら7勝2敗、防御率3・00を記録した。シャンパンファイトでは大谷が山本に〝集中砲火〟を浴びせるなど、和気あいあいとした雰囲気が漂うが、同僚の目にはどう映っていたのか。今年7月末にタイガースからトレード移籍したジャック・フラーティ投手(29)が、移動時のひと幕を明かした。

24日(日本時間25日)に公開されたポッドキャスト番組「THROWBACKS」に出演した右腕は、機内での2人の様子について「彼(山本)は翔平の隣に座る。翔平は彼よりずっと大きいんだ。彼(大谷)が窓側に座ると、山本は何も騒ぐことなく通路側の席に着くんだ。それが彼(山本)の人間性を表していると思う。彼はただ冷静で『何でもいいよ』という感じなんだ」と語った。

年々たくましさを増す大谷はまさに筋骨隆々。一方、178センチの山本は小柄の部類に入る。シートの大きさにもよるが、隣に大柄の人が座れば自分のスペースが狭くなることもある。フラーティは「エゴの固まりのような選手は同じようなことはしない」というが、山本は気にする気配が全くないそうだ。

そんな当たり前のような〝日常〟にフラーティは「たった2つの席に10億ドルもの大金が座っていると思うと、とてもクールだった」と笑った。大谷は10年総額7億ドル(約1015億円=契約時)、山本は12年総額3億2500万ドル(約465億円)。巨額契約を結ぼうが、周囲の同僚には謙虚に映るようだ。

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