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【プレミア12】堀内恒夫氏が井端監督を擁護「戸郷が期待に応えられなかった。それだけ」

東スポWEB 2024年11月25日 16時44分

野球の国際大会「プレミア12」が25日に閉幕し、日本代表は台湾との決勝戦(東京ドーム)に0―4で敗れ、惜しくも2位に終わった。

打線は4安打に封じられ、先発した戸郷翔征投手(24=巨人)は5回に2発の本塁打を浴びて4失点。これが決定打となって井端弘和監督(49)が率いた代表チームは全勝優勝を逃し、侍ジャパン全体の連勝記録も「27」でストップした。

この結果を受け、巨人監督などを歴任した野球評論家の堀内恒夫氏(76)は25日、自身の公式ブログに「よくやった、俺はそう思うよ」とのタイトルで新規投稿。「今回、このメンバーでここまできたかと日本の野球のレベルは高いな そう思って観ていましたよ。そりゃ欲を言えば優勝するに越したことはないし 決勝まで負けなしできたわけだからきっと勝ってくれるだろうと期待はしたよね」とつづった。

ただ、どんなに連勝街道をひた走っても勝負の世界はどうなるか分からない。堀内氏も「これが野球の怖いところですよ。今年はセ・リーグで下剋上があったし ちょっと嫌な予感はしていたんだ。連勝だっていつかは止まる日がやって来る」と受け止めた。

もちろん、日の丸を背負った戦いとあってさまざまな形で敗因が語られている。堀内氏は「先発の戸郷 交代のタイミングについて色々と言われているみたいだけど」とした上で「監督の考えというのがあるわけさ。監督は期待した。残念ながら戸郷がそれに応えられなかった。それだけのことですよ」とピシャリだった。

戸郷は巨人の先発ローテの柱として今季はリーグ最多に並ぶ26試合に先発。同2位の180イニングに登板して12勝8敗、防御率1・95の好成績を収め、最多奪三振(156)の個人タイトルも獲得した。シーズンをフル回転してきただけに、本調子ではなかった一因を「結論だけ言ってしまうと この時期に野球をやる辛さかな」とした。

大会連覇は逃したが、堀内氏は11月まで重圧と戦った侍戦士たちに向け、最後に「選手のみなさん お疲れさまでした」とねぎらいの言葉を送っていた。

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