〝お騒がせ女子プロレスラー〟ことウナギ・サヤカ(38)が25日、自主興行第3弾(来年2月16日、東京・後楽園ホール)で来年4月に現役を引退するセンダイガールズ・里村明衣子(45)とのシングルマッチで、ワンマッチ興行を行うと発表した。
自身のユーチューブチャンネル「うなぎのお夜食事情」を更新。会議中の里村を突撃したウナギは「あなたが引退を発表してから、『やりたいレスラーは名乗りを上げて来い』と言ってましたよね。このウナギ・サヤカが名乗りを上げないわけがない。シングルでお願いします!」といきなり一騎打ちを要求した。
動揺した里村から「ウナギ・サヤカほどの人間に言われて受けないわけないけど…。まず勘違いしないでほしい。ウナギと私は違うんだよ。アポ取ってから来いよ」としっ責され、「やるんだったら会場は考えてるんでしょうね?」と問い詰められた。
そこでウナギは、1995年4月15日に里村、2019年1月4日にウナギがデビューした後楽園ホールを用意。満席にしたいという思いから、全席3900円「里村明衣子サンキュー」価格で開催するという。
ウナギは「里村明衣子にはキャリアや、やってきた試合、濃さ、歴史がたくさんあると思う。でも里村明衣子が引退する前に一番インパクトを与える試合をしたいなと心から思ってます。なのでワンマッチ興行でやりましょう」と熱い思いをぶつけ、女子史上初の後楽園ワンマッチ興行の開催を提案した。
これには里村も「正直すごい。勢いだけで来ているんじゃねえかなって思った。だけど違った。すごいよ…」と圧倒されつつ「でもやっぱり勘違いもあるよね。私が試合でその勘違いを全部わからせてやるから」と参戦を受諾。大喜びのウナギは「望むところだ。お前を査定してやるよ! よろしくお願いします!」と言い放ち逃げ帰った。
後楽園ホールは1987年1月14日、新日本プロレスの藤波辰巳(辰爾)vs木村健悟のワンマッチ興行が行われた伝説の地。お騒がせ女子レスラーが新たな歴史をつくる。