新日本プロレスは２５日、米ＡＥＷらとの合同興行「レッスルダイナスティ」（来年１月５日、東京ドーム）の追加カードを発表し、海野翔太（２７）とクラウディオ・カスタニョーリ（４３）のシングルマッチが新たに決まった。
海野は同大会で、師匠の現ＡＥＷ世界王者ジョン・モクスリーとの対戦を熱望していた。ところが師匠からは「俺は失望を抱いている。お前の教育はまだ終わってない。俺はお前が抱える問題を解決するために、東京ドームに〝使者〟を送る」と返答。使者の正体が明らかになったのが前夜の後楽園大会だ。
会場ビジョンに流されたＶＴＲにはＡＥＷマットでモクスリーと共闘するカスタニョーリが登場。「ジョンはお前の面倒を見てやったんだぞ。お前は何て失礼なヤツなんだ。教訓を忘れたのか？ 俺が直々に教えてやろう」などとコメントし、これを受けた海野も「お前自身が敬意、リスペクトを忘れてるんじゃないか」と迎撃を決意していた。
前日の東京ドーム大会でＩＷＧＰ世界ヘビー級王者ザック・セイバーＪｒ．に挑戦する海野は、王者として〝使者〟の前に立てるか注目だ。