ソフトバンクからドラフト４位指名を受けた早実高・宇野真仁朗内野手（１８）は２５日、都内のホテルで入団交渉を行い、契約金４０００万、年俸５００万で仮契約を結んだ（金額は推定）。
ドラフト会議から約１か月が経過。「だんだん実感が湧いてきた」と語る１８歳は「本当に身が引き締まる思いというか、こっからやっていこうという意志がより強くなった」とハッキリとした口調で答えた。
ソフトバンクの王貞治球団会長（８４）は高校の大先輩にあたる。ドラフト後には報道によって、王会長から期待の言葉を受け取った。「プロ野球は厳しい世界なので、焦らず頑張ってくれと言われたのが印象的。焦らず体づくりから頑張っていこうと思いました。本当に偉大な先輩なので、自分が活躍して会長を喜ばせることができれば」と気合を入れた。
選手層が厚いホークスだが、すでに覚悟はできている。「自分に甘えず、ここまでやってきているつもりなので、ここからもしっかり努力していく」と話す若武者の目には力強さが宿っていた。