イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(32)が自身の去就問題について語った。
英紙「デーリー・メール」など各メディアによると、今シーズン限りとなる来年6月末で契約満了となるサラーは「もうすぐ12月になるが、まだクラブに残るオファーは受け取っていない」とし「おそらくクラブに残るよりも出て行く方が近いだろう」「このようなクラブは他にない。しかし結局のところ私の手には委ねられていない」と不満げだったという。
こうしたエースの発言についてクラブOBで元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏(46)は「サラーには非常に失望したと言わざる得ない」とし「彼がコメントを出し続けたり、彼の代理人が謎めいたツイートを出し続けたりするのは利己的だ。それは自分たちのことであってサッカークラブのことではない」と激しく非難したという。
サラーも32歳となるベテランの域に入ってきたが、過去にもあったようにサラー側の契約をめぐる〝駆け引き〟にキャラガー氏はうんざりしているようだ。サラーはここまでリーグ12試合で10得点をマーク。37億円と報じられる高額年俸もあってリバプールは契約延長に慎重な姿勢な中、円満解決はあるのだろうか。