米全国紙USAトゥデー(電子版)は25日(日本時間26日)、ヤンキースからFAのフアン・ソト外野手(26)を「本気で獲得しようとしているのは、メッツ、ヤンキース、ブルージェイズ、レッドソックスの4チームだけ」などと伝えた。
同紙は3年連続でポストシーズン出場を逃したレッドソックスの動向が「大物(の獲得)にカネを使いたいと世界に向けて声を挙げており、全てのトップFAの入札に関与する予定」と注目。
具体例を「ソトと会談し、好感触を得たことを周囲に伝え、バーンズ、フリード、スネルといった有名なFA投手のうち1人でなく、実際には2人と契約したいと代理人に伝えた。彼らはフリードとスネルのうち、少なくとも1人の左腕との契約に固執している」と紹介した。
また、レッドソックスは「(ブルワーズからFAの)遊撃手のアダメスにも強い興味を持っていて、近々ミーティングを行う予定。内部ではディバースを三塁から外すことを話し合っており、(アストロズから)FAのブレグマンと契約するか、カージナルスのオールスター三塁手のアレナドをトレードで獲得する可能性もある」と伝えると、放出候補に吉田正尚外野手(31)の名を挙げた。
「吉田を放出して資金をもっと確保したいところだが、3年5560万ドル(約85億6000万円)の契約を残しているため、(相手からの)需要は限られている」
残留した場合もベンチ要員になる可能性もある。厳しい3年目になりそうだ。