ロサンゼルスのダウンタウンで行われたドジャース大谷翔平投手（３０）そっくりさんコンテストが話題を呼んでいる。
ダウンタウンのリトル・トーキョーに位置する全米日系人博物館は２３日（日本時間２４日）、日系アメリカ人コミュニティーにおける野球の歴史をたどる野球展を記念して、「大谷翔平そっくりさんコンテスト」を開催した。直前の告知にかかわらず、３０人近い候補者が参加した。
集まった人々の投票で栄えある大谷そっくりさんに選ばれたのはオレンジカウンティー郡出身のジョセフ・マーさん。大谷の背番号「１７」にちなんだ賞金１７ドル（約２６００円）と博物館の記念グッズを手にした。
日頃から大谷に似ていると言われることが多いというマーさんはコンテストについてＳＮＳ上で知った友人らから参加を強く勧められ参加したそうで、地元テレビ局「ＡＢＣ７」の取材に対し、「おかげでたまにドリンクをおごってもらえるのはうれしいボーナス」と明かし、優勝理由は「僕の目と、もしかしたら頬がショウヘイと似ているんじゃないかな」と分析した。
また別の地元テレビ「ＫＣＡＬニュース」では、「偉大な人と比較されるのはいつも素晴らしい気分。偉大な野球選手であるだけでなく、アジア系コミュニティーのために多くのことをしている人と比較されるのは特に」と答えている。
コンテストでは多くの参加者が大谷のユニホーム姿で登場、デコピンの代わりに犬のぬいぐるみを抱いて参加したり、大谷がグローバルアンバサダーを務めている伊藤園の「お～いお茶」を飲んだりと、子供からお年寄りまで幅広い層が集まり、大盛り上がりだった。