FUJIWARAの藤本敏史(53)が25日夜放送の日本テレビ系「大悟の芸人領収書」に出演。自身のスランプに言及した。
藤本は昨年10月、東京・渋谷区の交差点で当て逃げ事故を起こした。これを受けて、所属する吉本興業は藤本を無期限の謹慎処分とした。しかし今年2月にユーチューブチャンネルで活動再開を発表。現在はレギュラー番組やバラエティなどに復帰し、再度テレビに姿を表した。
謹慎期間中は「ほぼ何もしてなかった」といい「ほぼ誰とも喋らない。ずっと家にいる感じ。TikTokばっかり見てた。1日5、6時間」と暗い時期を振り返った。念願の復帰を果たしても「バラエティ、テレビ、呼んでもらったんやけど、言葉とか出てこうへん。ずっと誰とも喋ってないから」と〝スランプ〟に陥っていたことを明かした。これには共演者らも「あのフジモンさんが…」と驚いた。
壁にぶつかっていた藤本は、野菜蒸し器を購入。「まず、体を健康に保たなアカン。体を鍛える。すごいポジティブにもなれるし、コミュ力も上がるし、頭の回転も良くなるねんて。これもTikTokから…」とその経緯を語った。そのおかげもあってか、お笑いの勘が徐々に戻ってきたと自負しており「完全体ではないですけど、7、8割はいってます」とうなずいた。
同番組では、藤本のお笑いの勘が本当に戻っているかどうかを確認すべく、お笑い芸人のコウメ太夫のネタに藤本がツッコむという企画を展開。それっぽくツッコミを入れてみる藤本だが、スタジオの反応はイマイチだ。藤本は「誰がやってもこうなるって。コウメは何をツッコんだら正解とかないって!」と肩を落とした。MCの千鳥・大悟は「10割に戻せてない」とキッパリ言い放った。