中日の石川昂弥内野手(23)が26日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、現状維持の3000万円(推定)でサインした。
石川昂は今季82試合に出場して打率2割7分2厘、4本塁打、25打点。昨年に比べて打率はアップしたものの、本塁打数(13本塁打)と打点(45打点)は数字を落とした。
「全部の試合に出てと考えていたけどそうならなかった。思うようにできなかったので悔しかったです」と今季を振り返った石川昂は「目標はチームとして優勝するのが1番。それに貢献できるように、今年のようなシーズンを送らないようにしっかり頑張りたい」と来季の逆襲に向けて意欲満々。秋季キャンプでは左手首を痛めたが「もう症状はよくなった。1か月ぐらいバッティングは思うようにできてないのでそこをしっかり戻すことが第一」と現在は不安はないという。
来季のポジションについては「ずっとサードをやってきたのでサードがいいなと思います」ときっぱり。「(来季は)全試合出たいです」「(打点の目標は)80ぐらいですかね」と語った4番候補が2025年の中日打線を引っ張ることができるか――。