ソフトバンクのリチャード内野手(25)が26日に都内のホテルで行われたNPBアワーズ第一部で表彰を受けた。
今季は二軍で87試合に出場し、打率2割4分2厘、18本塁打、54打点を挙げ、本塁打王と打点王の二冠を達成した。これで本塁打王は5年連続5回目、打点王は3年連続4回目の獲得となった。
もう二軍でのタイトルは必要ない。リチャードは「取りすぎているなと思うので、一軍で取りたい」と鼻息を荒くした。今季については「いい経験をさせてもらった。自分のやってることも変えずにプレーできたので、結果も少しずつ出るようにはなってきている」と話した。
22日には契約更改に臨んだが、「まだ話がしたかった」と球団からの提示を保留していた。
今季ホークスに所属した選手では三浦瑞樹投手(25)、前田純投手(24)、笹川吉康外野手(22)がファームのタイトルを獲得。最優秀防御率のタイトルを獲得しながらもホークスを戦力外となった三浦は「支配下になれたのが一番よかったんですけど、タイトルも取れた。自分でやってきた結果がこうなったと思うのでよかった」と今季を振り返った。