日米通算200勝まで3勝に迫る田中将大投手(36)が今季限りで楽天を退団し、新天地を模索することになった。
レジェンド右腕は24日に自身の公式ユーチューブチャンネルで「私は楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに、新たなチームを探すことに決めました」と電撃表明。球団側も自由契約とする方針を決めた。2013年にはシーズン24連勝の金字塔を打ち立て、球団創設以来初となるリーグ優勝と日本一に貢献。翌14年から20年までの7シーズンは名門球団のヤンキースで活躍し、21年から古巣に復帰していた。
米スポーツサイト「BVM SPORTS」は「日本に戻ることを選択してからはヒジの問題が続き、パフォーマンスも低迷した」と楽天での4年間をまとめ「田中将大の楽天退団は一つの時代の終わりを意味する。MLB復帰の可能性は低いとみられるが、日本での成功が期待され、いい形でキャリを終えられる可能性もある」と伝えた。
また「heavy」では「求められればいつでもボールを投げ、先発としてイニングを稼いだ。物静かなプロフェッショナルイズムでニューヨークのファンに愛され、フィールド外の態度でもチームメートに愛された」とたたえた上で「もちろん、田中がMLBに戻ってくることを期待してはいけない。しかし、日本でのラストランのために彼が健康であることを祈りたい」と結んでいる。