巨人の2年目右腕・船迫大雅投手(28)が26日の「NPBアワーズ2024」でセ・リーグ新人王に輝いた。
2位の黒原拓未投手(広島)に149票差をつけて圧勝。「素直にうれしいという気持ちと、みなさんに投票していただいて感謝の気持ちです」と喜びを語った。
今季の船迫は右のセットアッパーとして51試合に登板。防御率2・37、22ホールドの成績で4年ぶりVに貢献した。
2022年のドラフト5位で西濃運輸から入団したオールドルーキーは昨季も36試合に登板。チームではキャプテン・岡本和真と同学年ですでに中堅の域に達している。
右腕は「今季入る前に勝ちパターンで50試合という目標を立てたので、自分のなかでよく頑張ったかなと思います」と振り返ると、「印象に残っている試合は村上選手(ヤクルト)に特大のホームランを打たれた試合。今後につながる試合かなと思います」と9月14日のヤクルト戦(東京ドーム)で村上、オスナに連続被弾した試合を挙げ自らを戒めると、「来季は日本一を目指す」とチーム13年ぶりの頂点へ力を込めた。