ソフトバンクの山川穂高内野手(33)が26日、都内のホテルで行われた「NPBアワーズ 2024」に出席した。
今季は全試合に4番で出場し、打率2割4分7厘、34本塁打、99打点で本塁打王と打点王の2冠を獲得した。オフシーズンに入ってから「(今季の)数字には満足していない」と常々口にしてきた鷹の主砲だが「その年に一番(本塁打を)打った人への賞なので。10本でも20本でも、50本打っても、その年にタイトルを取るっていうことはうれしく思います」と語った。
本塁打に強い思いを抱く鷹の主砲。来季も本塁打王に輝けば、史上7人目の5回目の獲得となる。山川は「何より欲しい。絶対に負けないですし、負けてはならないぐらいの。生きがいみたいなものなので。いつ何時でもそれは思い描いてる」とハッキリとした口調で一発へのこだわりを語った。
今季は6、7月に極度の不振に陥った。「(今季の成績は)誰がどう見ても間違いなく4番だと認めてもらえるような成績ではない。監督に我慢してもらった部分はかなり大きい。そういうふうに思わせない成績を来年は目指していく」
鷹のアーチストは来季も4番としてチームをけん引していく。