女優・橋本環奈(25)主演のNHK連続テレビ小説「おむすび」は開始から視聴率が下がり心配されていた。そんな最中に橋本をめぐる騒動もあり〝底抜け〟も危惧されていたが、何とか踏みとどまり、ここ最近は回復の兆しを見せている。
橋本演じるヒロイン・米田結が高校時代にギャル文化と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティ。平均世帯視聴率は初回こそ16・8%と好発進だったが徐々に下がり、第4週(10月21~25日)は12・9%まで落ち込んでしまった。
さらに追い打ちをかける出来事もあった。10月末に週刊文春が橋本のパワハラ疑惑を報じ、所属事務所が事実無根と声明を発表する騒動が起きた。「SNSなどでは『もう見ない』とか『朝ドラやめます』などの投稿も多く、数字的に懸念されていた」(芸能関係者)
だがここからストーリー展開が盛り上がってきたこともあり、視聴率は踏みとどまった。第8週(11月18~22日)は14・1%と第7週と比べても上昇している。
橋本自身は周囲の〝雑音〟など感じさせない様子で、「おむすび」の撮影に臨んでいるという。
「朝ドラの撮影はスケジュールが詰まっていて大変なうえ、映画『キングダム』の撮影もあったりして本当に忙しかったことでしょう。そんなところに週刊誌報道があったから、本人も落ち込んでいるのかと思いきや、現場ではいつもと変わりなく元気に過ごしています。外野の声を気にしていないのか、気にしないそぶりをしているのかは分かりませんが、周囲に気を使わせることはありません」(芸能プロ幹部)
橋本の姿勢に「さすが!」という声が上がっているという。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)