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【ボートレース】勝浦真帆 10月にデビュー初優勝「師匠の小畑実成さんは感動して泣いてくれた」

東スポWEB 2024年11月27日 10時4分

【女子ボートレーサー・インタビュー 勝浦真帆(28=岡山)前編】

――10月の蒲郡ヴィーナスシリーズで初優勝。おめでとうございます!

勝浦 ありがとうございます!

――周囲の反応は

勝浦 すごい反響がありました。周りのレーサーからは、先輩も後輩も支部も関係なくお祝いしてもらいました。同期のLINEグループでも、みんなから「おめでとう」って言ってもらいました。うれしかったですね。

――優勝後に変化は

勝浦 特に意識が変わったりとかはなかったけど、すごくホッとしました。優勝がずっと目標だったのでひと段落というか…。安心した気持ちが強いです。

――師匠の小畑実成選手の反応は

勝浦 師匠は感動して泣いてくれたんですよ。それが一番うれしかったですね。師匠が泣くとは思っていなかったので…。引退された井川真人さんにも師匠と同じくらいお世話になっていたんですけど、その井川さんもすごく喜んでくれました。

――女子レーサー仲間からもお祝いがあった

勝浦 もともと蒲郡の最終日の翌日に今井美亜さん、遠藤エミさん、坂野さくらちゃん、薮内瑞希の4人と予定を立ててたんですよ。そこでも優勝をお祝いしてくれました。本当にたくさんの方に「おめでとう」って言ってもらえて…。初優勝した日は一生忘れられない日になりましたね。

――初の優勝戦1号艇。緊張は

勝浦 展示が終わったくらいから、すごく緊張しました。展示までは大丈夫だったんですけど、展示でスタートが本当に分からなくて。展示から6号艇(中谷朋子)の前づけもあって起こし位置が全然分からなかったんですよ。結局、展示はコンマ10くらいのF。そこで〝やばいやばい〟と思っちゃいました。そこから本番まではめちゃくちゃ緊張してしまいました。

――本番ではコンマ01のトップスタート

勝浦 あれは放りましたね。結局、前づけがあったのに、100よりちょっと後ろくらいの起こしになった。思ったよりも深くならなかったから、余計に分からなくなった。放らなかったら、あれは切ってましたね。放って良かったです。

――1Mのターンは

勝浦 スタートは「これだけ放ったら入ったはず」と思ったんで、あとは自分の旋回だけと思って1周1M回りました。

――道中から最後までの心境は

勝浦 スタートのことばっかり考えてて、道中はあっという間でした。3周1Mぐらいで「あっ、優勝なんだ」と思いました。でも、逆にスタートに集中したのが、冷静に回れて良かったのかもしれませんね。

――水神祭では先輩レーサーも一緒にダイブ

勝浦 今井美亜さんとか先輩たちが本当に夜まで残ってくれて、一緒に飛び込んでくれたのでありがたかったですね。後輩もいたし、みんなで飛び込めて良かったです。

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