米女優シャロン・ストーンが大統領選でトランプ次期大統領を勝利させた米国人を「無学」と非難した。米メディア「デーリー・ビースト」が26日、報じた。
シャロンはイタリアで開催中のトリノ映画祭で生涯功労賞を受賞。記者会見でトランプ氏の選挙勝利を振り返り、米国民に対して厳しい言葉を吐いた。
シャロンは「わが国ではこのようなことはこれまで見たことがありません。旅行をしないアメリカ人、80%がパスポートを持たず、教育を受けていないアメリカ人は、並外れた無知さを持っています。アメリカは無知でごう慢な思春期にあります。私が言いたいのは、これらの問題を解決する唯一の方法は、お互いに助け合うことだということです」と話した。
ちなみにSNSでは、実際は米国人の50%以上がパスポートを所持しているとして、シャロンの指摘を批判する声もある。
またシャロンは「イタリアはファシズムを経験してきた。イタリアはこうしたことを経験してきた。皆さん、何が起こるかはご存じでしょう。皆さんは以前にもこれを経験してきましたが、アメリカ人は経験していません」と指摘した。
これはトランプ氏について暗に言及している。保守派の一部は、シャロンがトランプ氏をイタリアのファシスト元独裁者ムッソリーニに例えたと非難している。
シャロンの発言は波紋を呼びそうだ。