メジャー公式サイトは26日(日本時間27日)、ポスティング・システムを利用してのメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)について、「佐々木はどこと契約する? エース候補の興味をそそる6球団」との記事を配信。候補チームと佐々木のストーリー性を特集した。
同記事ではメジャー全30球団に可能性があるとした中で6球団をピックアップ。レッドソックス、タイガース、マリナーズ、パドレス、パイレーツ、ナショナルズを挙げ、それぞれのチームと佐々木の物語性を記した。
まずはレッドソックスについて、「ニューヨークではスターに埋もれてしまうが、ボストンは大きな市場であり、チャンスもたくさんある」と佐々木にとってのやりがいを指摘。続いてタイガースについては「前田健太のいるデトロイトでは、上昇中のチームに加わり、タイガースのディビジョン首位への道を加速させるだろう」と分析した。
マリナーズに関しては「イチローと岩隈が活躍した日本人選手の系譜につながる」とストーリー性に着目。またパドレスについては「佐々木がドジャースに行っても誰も驚かないだろうし、2023年にWBCで優勝した侍ジャパンのチームメイトである大谷と山本と一緒になっても面白いだろう。しかし純粋に野球観戦の観点から言えば、佐々木がダルビッシュ有とペアを組み、大谷と山本と対戦するのを見るのはもっと楽しいのではないだろうか?」とパドレスに入るメリットを指摘した。
いずれにせよ佐々木への米国内での関心は日増しに高まっているようだ。