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【巨人】岸田行倫 倍増の4300万円で更改「苦しいこともうれしいことも経験できた一年」

東スポWEB 2024年11月27日 12時4分

巨人・岸田行倫捕手(28)が27日に都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増の4300万円でサインした。

今季、岸田はキャリアハイとなる88試合に出場。チーム最多の74試合でスタメンマスクを被ると、打率2割4分2厘、4本塁打、26打点をマーク。昨季は3番手捕手として歯がゆい思いをしてきたものの、今季は〝昇格〟。大城卓、小林の先輩2人を追い抜く活躍を見せた。

岸田は「今年は投手戦というか、守備を固めた試合が多かったんで、『よく投手陣を引っ張って貢献してくれた』と言っていただきました」と球団からの評価を明かすと「今年キャリアハイの数字を残すことができて、1年間頑張ってきてよかったなっていう気持ちとまた改めて来年もしっかり頑張りたいなという気持ちになりました」と喜びをあらわにした。

さらに盗塁阻止率はセ・リーグトップの4割7分5厘。ゴールデン・グラブ(GG)賞でも山本(DeNA)に敗れたものの、2位と存在感をアピールした。背番号27は「盗塁を刺した次の回とかに逆転したりっていう試合は何度もあったので、本当に『(盗塁阻止が)流れを変えるプレーだな』っていうのは自分の中で実感しました。そこが自信につながりました」と振り返った。

来季に向けて「今シーズンは苦しいこともうれしいこともいろいろ経験できた一年だった。来年は自分がチームを引っ張っていくじゃないですけど、チームで『こいつだったら安心できる』と言ってもらえるようにもっと信頼を得たい」と意気込んだ。

(金額は推定)

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