新日本プロレスは27日、IWGPタッグ王者のグレート―O―カーン、HENARE(32)組が来年1月5日東京ドーム大会で米国・AEWのヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)との防衛戦を行うことを発表した。
新日本では現在「ワールドタッグリーグ(WTL)」が開催されている。そんな中ヤングバックスは26日福島大会でVTRを送り付け、新日本とAEWらが開催する合同興行「レッスルダイナスティ」でのIWGPタッグ王座挑戦を表明。オーカーン組もこれを受諾したため、一夜明けたこの日に王座戦が正式決定した。
昨年まではWTLの優勝チームが翌年1月4日東京ドーム大会でIWGPタッグ王座に挑戦する事例が続いていたが、リーグ戦の真っ最中に1・5でのタッグ王座戦が決定したことで波紋を呼びそうだ。この日の発表だけを見ればIWGPタッグ王座戦は1・5まで行われないことになり、オーカーン組以外のチームがWTLで優勝した場合は東京ドームでのタッグ王座挑戦がかなわない。
現在リーグ戦を戦っていて東京ドームのカードが決まっていない各チームからの反発も予想されるが、果たして――。