声優の梶裕貴(39)が27日、都内で行われた「第17回 ペアレンティングアワード」授賞式に登壇した。
育児雑誌が選ぶ同アワードで「パパ部門」に選ばれた梶。これまでも声優として多くの賞を受賞してきたが「親として貰う賞はこんなにも嬉しいんですね」と幸せそうな表情を見せると「共働きの妻と二人三脚で2歳の娘を育ててきました。まずは妻にありがとうございますと伝えたい」と、妻で声優の竹達彩奈への思いも述べた。
今の夢は「自分の出演作を娘と見ること」だという。ただ「結構(出演作は)殺伐とした、血生臭い作品が多いので、もっと穏やかなものに出演して、楽しく家族でアニメを鑑賞できる日が来たらうれしいなと思います」とおどけながら将来の夢を語った。
その後のトークでは「特別なことはしてないけど、毎日の送り迎えとお風呂の時間(を大切にしている)」と明かした。寝る前の時間は、プロとして本気の読み聞かせを行っているというが「小さい頃から何回も取り組んでいるんですけど、あんまり興味ないみたいで。読み始めてもすぐにパラパラページをめくって次の絵本を持ってきて。いつか声優のテクニックを生かして喜ばせたいとは思いつつ…(笑い)」と苦笑い。
ただ最近、読み聞かせた本を「暗唱して聞かせてくれた」ようで「凄い感動的で、インパクトある瞬間でしたね」と充実感溢れる表情で語った。