昨年6月に亡くなった元広島投手・北別府学さんの妻・広美さんが27日、自身のブログを更新し、日米通算200勝まであと3勝に迫りながら楽天を退団する田中将大投手を応援する気持ちをつづった。
広美さんはブログに「広島は大変良いお天気となってくれました 朝イチで洗濯物も干せて、とても気持ちの良い日です」と、広島の空の写真をアップ。前日は雨天で過去の新聞や雑誌を整理したというが、「沢山あってこれは時間がかかります」と、なかなかはかどらなかったと記した。
自身のことを報告したうえで「さてと、今日も頑張りますか」とつづった広美さんは、「実は、仕事の合間に楽天を退団した田中将大選手のことを思ってしまいます」と苦しい立場にある田中に思いを馳せた。
続けて「夫も200勝前に2年間もの間、勝てずもがき苦しんでいた姿に重ね合わせてしまって何だか応援せずにはいられない!という思いでいます」とエールを送った。
北別府学さんは1976~94年に広島に在籍し、通算213勝を挙げた大投手。200勝に到達したのは92年だが、89、90年の2年間、2桁勝利に届かないという苦しい時期があった。その苦労を目の当たりにしていた広美さんだけに、200勝を目前にした田中の状況を夫に重ねてしまうようだ。