ヘンリー王子とメーガン妃は、12月4日に東海岸と西海岸で別々のイベントに出席することが分かり「職業上での別居」の機会はますます増えそうだ。英紙ミラーが26日、報じた。
メーガン妃が以前に自分とヘンリー王子がいつも一緒に行動することから自分たちを「塩とコショウ」に例えたことは有名だ。しかし今年になってからは単独での活動が目立っており、12月4日には数千マイル離れたハリウッドとニューヨークのイベントにそれぞれ個別に出席する。
メーガン妃は、俳優や映画監督として活躍する友人のタイラー・ペリーが、ビバリーヒルズで文学賞のペイリー名誉賞を受賞する式典に出席する。ヘンリー王子とメーガン妃は同賞の主催委員会に名を連ねているが、王子は出席せず、同日にニューヨークで行われるイベント「ニューヨーク・タイムズ・ディールブック・カンファレンス」で講演する予定だ。
夫妻は夏にコロンビアへの訪問を最後に、ここ数か月、別々に公の場に姿を見せることが多くなり、話題になっていた。実際、ヘンリー王子は9月下旬から10月上旬にかけてニューヨーク、ロンドン、南アフリカで公の場に姿を現し、少なくとも2週間はメーガン妃と2人の子ども、アーチー王子とリリベット王女と離れていた。一方、メーガン妃は単独で慈善団体のイベントなどに出席していた。
ボディーランゲージの専門家ジュディ・ジェームズ氏は、これら最近の出来事をすべて分析して夫妻の間には明確な変化があったと指摘。「ヘンリー王子とメーガン妃の関係は、完全に双子のような関係から、1人の個人として分かれ、かなり異なる職業的方向に進む関係へと進化しているようです」と分析している。
ジェームズ氏は同時にヘンリー王子とメーガン妃は、長い間離れて暮らしているにもかかわらず「幸せで、自信に満ちて快適」に見えると語っている。「塩とコショウ」は別々でも味は成り立つということか。