昨季CL王者が大ピンチだ。欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5戦(27日=日本時間28日)、セルティック(スコットランド)の日本代表FW前田大然(27)が驚きのゴールを決めた。
1―1で引き分けたクラブ・ブリュージュ(ベルギー)戦。0―1とビハインドで迎えた後半15分、ペナルティーエリア内の左サイドで走り込みながらパスを受けると、右に鋭い角度で切り返し、豪快な右足シュート。ボールはポストに当たりながらもゴールネットを揺らした。
スタンドから大歓声が起こったスーパーゴールは今季CL3得点目、公式戦10得点目で勝ち点を積み上げる貴重な同点弾となった。地元メディア「67HAILHAIL」は前田に「8」を付けて「いつも通りの勤勉さで全力を尽くして走った」と評価。前田は日本代表FW古橋亨梧(29)とともに後半31分に交代。同MF旗手怜央(27)はフル出場した。
日本代表MF南野拓実(29)のモナコ(フランス)はベンフィカ(ポルトガル)に2―3と敗れた。南野はベンチで出番なし。DFチェイス・アンリ(20)がベンチ外だったシュツットガルト(ドイツ)はレッドスター(セルビア)に1―5と大敗した。ディナモ・ザグレブ(クロアチア)のDF萩原拓也(25)は0―3で完敗したドルトムント(ドイツ)戦で出番がなかった。