米スポーツ・イラストレイテッド誌のマリナーズ情報サイトは27日(日本時間28日)にポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)について「マリナーズが佐々木朗希と契約するかもしれないという疑わしい噂がSNSで浮上」と題して報じた。
「MLBスクープス」のX(旧ツイッター)が26日(同27日)に「マリナーズ、佐々木朗希の獲得に本腰」と投稿したことを受け、「正直言って、我々はその情報源を信用しているわけではない」と述べた。その一方で「だが、このアカウントは少なくとも大きなニュースに関しては『イン』(合っている)という実績がある」と、強調した。
佐々木がいつポスティングされるのか、米メディア、MLBファンはそのタイミングを注視している。同サイトは「第一線級エースの可能性を秘めている。もし実際にマリナーズが獲得できたとしたら、それはシアトルにとって複数の極めて大きな進歩(発展)をもたらすことになる」と指摘するとこう続けた。
「佐々木は最初からずっとドジャースに移籍すると思われているが、ブレイク・スネルがロサンゼルスと契約した今、チームと選手の両者が再検討することは起こり得る。パドレスも佐々木の獲得に動いているが」
その上で「マリナーズには日本人選手が活躍した長く豊かな歴史がある。イチロー、佐々木主浩、長谷川滋利、岩隈久志、城島健司は皆、シアトルで欠かせない存在だった」とマリナーズ入りに期待を寄せた。もし、マリナーズ入りすれば、エンゼルスに移籍した菊池雄星投手(33)の岩手県対決が実現する。楽しみだが…。